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ステンレス鋼発明史 ステンレス鋼発明史
品切・重版未定

鈴木隆志 著

2000年3月20日 初版1刷
2000年8月25日 初版2刷
ISBN 978-4-900041-80-6 C0057
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/175頁
定価 3,024円(本体価格2,800円+税 8%)

→厚さ:11mm,重さ:280g

「20世紀の金属材料」ともいわれるステンレス鋼は、今世紀質量ともに驚異的な発展を遂げてきた。
本書はステンレス鋼の必須合金元素であるクロムの発見に始まり、クロム鋼の基礎研究を発展させた科学者たちの足跡、やがて相次ぐステンレス基本鋼種の発明、その後の改良成分の開発による目覚しい成長の跡を、原典や当時の資料にあたりたずねたものである。

21世紀に活躍が期待されるステンレス技術者をはじめ、科学史に関心を持つ方々におすすめしたい。


[目次]

第T部 芽生え《クロム鋼の研究》
 第1章 クロムの発見
   1.1 シベリアの赤い鉛
   1.2 革命の同志がクロムを発見
   1.3 一歩遅れたベルリン
   1.4 クロム鉄鉱

 第2章 貴金属入り合金鋼を研究
   2.1 あこがれのダマスカス剣
   2.2 インド鋼に魅せられた刃物商
   2.3 分析化学者ファラデー
   2.4 鋼に貴金属を入れたら硬くなる?
   2.5 白金鋼は錆びない!
   2.6 工業化試験に進む
   2.7 物理学へ転向

 第3章 クロムを鉄鋼に合金
   3.1 英国の研究からヒント
   3.2 「案ずるより生むが易い」
   3.3 クロム鋼の刃物は切れ味抜群
   3.4 ファラデーの玉手箱

 第4章 高クロム鋼の基礎研究(1):イギリス
   4.1 高マンガン鋼の発明者
   4.2 クロム鋼の研究に進む
   4.3 「クロム多き鋼は錆びる」
   4.4 幻の発明
   4.5 ロバート卿

 第5章 無炭素クロムの工業化
   5.1 純クロムの研究
   5.2 テルミット法が炭素を追求
   5.3 ナイアガラで誕生した珪素還元法

 第6章 高クロム鋼の基礎研究(2):フランス
   6.1 物理冶金学の進歩
   6.2 クロム鋼の組織図
   6.3 三代グループを開拓
   6.4 高クロム鋼はエッチングが難しい
   6.5 巻頭論文はメキシコから

 第7章 高クロム鋼の基礎研究(3):ドイツ

   7.1 理論研究のメッカ
   7.2 53番目の状態図
   7.3 誘発されたアーヘン
   7.4 世紀の学位論

第U部 誕生《ステンレス鋼の発明》
 第8章 ニッケル系ステンレス鋼を発明
   8.1 クルップ会社の特殊鋼の始まり
   8.2 エリート物理学者と新進冶金学者
   8.3 錆びない鋼を発明
   8.4 二つの特許を出願
   8.5 産業博覧会に出品
   8.6 空中窒素固定法の発明
   8.7 クロム‐ニッケル鋼の組織図
   8.8 錆びない鋼の発明者は誰?
   8.9 その後のマウラー

 第9章 刃物用ステンレス鋼の発明
   9.1 シェフィールドの浮浪児
   9.2 外地工場で頭角を現す
   9.3 ライフル銃の焼損対策
   9.4 高クロム鋼の“非腐食性”を発見
   9.5 最初に作られたステンレスナイフ
   9.6 地獄で仏に逢う
   9.7 研究所を退職
   9.8 「刃物類」の特許取得
   9.9 特許シンジケートを設立
   9.10 メダルを二つに分けたい
   9.11 高炭素鋼の開発

 第10章 フェライト系ステンレス鋼の発明者たち
   10.1 モンナルツの高クロム‐モリブデン合金
   10.2 フランス特許「鉄とクロムの特定化合物」
   10.3 ポートヴァンの低炭素17%クロム鋼
   10.4 G.E.社のガラス封入合金
   10.5 ヘインズ特許「加工金属製品」
   10.6 マーシュの鉄クロム電熱線
   10.7 ベケットの高クロム耐酸化鋼

 第11章 特許の走り

   11.1 ウッズ・クラークの「耐酸用改良合金」
   11.2 新冶金会社の「改良合金」
   11.3 クーンリックの「改良鋼」

第V章 成長《改良鋼種の発達》
 第12章 18-8 鋼の改善
   12.1 粒界腐食対策
   12.2 耐硫酸鋼の開発
   12.3 耐熱性改善
   12.4 冷間加工性改善

 第13章 代用鋼から機能材料へ変身
   13.1 クロム・マンガン鋼の研究
   13.2 スレンレスカーの登場
   13.3 ピンチヒッター
   13.4 代用鋼を公認
   13.5 非磁性高強度鋼へ進む

 第14章 析出硬化型の開発
   14.1 加工マルテンサイト系
   14.2 焼入れマルテンサイト系
   14.3 セミオーステナイト系
   14.4 オーステナイト系
   14.5 フェライト・オーステナイト系

 第15章 耐海水用スーパーステンレス鋼へ発展
   15.1 高純度フェライト系ステンレス鋼
   15.2 オーステナイト・フェライト二相ステンレス鋼
   15.3 スーパーオーステナイト鋼

参考文献
関連年表
あとがき
索引


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