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海軍製鋼技術物語 海軍製鋼技術物語
―大型高級特殊鋼の製造技術の発展―
品切・重版未定

堀川一男 著

2000年9月20日 初版1刷
2003年2月20日 初版2刷
ISBN 978-4-900041-85-1 C0057
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/213頁
定価 4,104円(本体価格3,800円+税 8%)

→厚さ:14mm,重さ:340g

戦艦「大和」の大砲や装甲鈑を製造した日本海軍の製鋼技術は、大型高級特殊鋼の製造技術として当時世界最高水準にあった。敗戦当時の資料焼却等で技術史の空白となっていたこの分野を、製鋼技術者として現場を体験した著者が民間資料の発掘、体験による技術論等で丁寧に埋める。

[目次]

序にかえて
  旧海軍製鋼部に所属して

1. 揺籃期の海軍製鋼技術
  幕末の海軍製鋼事情
  東京の海軍造兵廠
  仮呉兵器製造所

2. 呉海軍工廠製鋼部
  呉造兵廠拡張予算可決
  呉海軍工廠製鋼部の発足
  日露戦争の勃発と兵器用鋼材の国産化
  国産兵器用鋼材の品質・重量,欧米に追いつく
  第一次世界大戦に参戦する
  大艦巨砲主義の軍拡競争に入る
  ワシントン軍縮会議の成立
  海軍休日時代の研鑽
  海軍無条約時代
  第二次世界大戦に突入
  製鋼部の鋳造工場

3. 呉海軍工廠製鋼実験部
  製鋼実験部の職制,職務内容と施設
  製鋼実験部の試験研究
  製鋼実験部の被爆崩壊の顛末

4. 光海軍工廠と海軍航空技術廠の製鋼部
  光海軍工廠
  海軍航空技術廠製鋼部
  海軍技術研究所材料部

5. 海軍技術者の育成
  委託学生,生徒の制度と教育
  二年現役と文官から武官への転換
  見習尉官の教育
  委託学生から技術仕官に(筆者の例)
  海軍の文官
  工員の養成
  海外技術の取得

6. 製鋼用原・燃料
  低燐銑の輸入
  第一次大戦中の低燐銑不足対策
  低燐銑の国産化と自給対策(本渓湖低燐銑)
  兼二浦低燐銑
  屑鉄と精鋼材
  酸化剤,造滓剤,附加剤
  製鋼用発生炉瓦斯
  製鋼用原料炭の必要特性
  呉製鋼部瓦斯発生炉用炭の変遷
  撫順炭の購買価格の改訂
  呉製鋼部の製鋼用耐火煉瓦

7. 海軍と特殊製鉄
  コークス高炉を用いない製鉄法
  特殊製鉄法
  海軍の特殊製鉄対策
  海軍自営の特殊製鋼工場

8. 酸性平炉製鋼法
  海軍の酸性平炉製鋼法の歴史と特徴
  鉱石法,石灰法,マンガン法
  酸性平炉操業の炉況判定法
  注型造塊法
  炉の修理

9. 塩基性電気炉製鋼法とその他の製鋼法
  塩基性電気炉製鋼法
  酸性電気炉製鋼法
  塩基性平炉製鋼法
  坩堝製鋼法

10. 大型特殊鋼特有の欠陥と熔鋼の温度計
  白点
  ゴースト
  砂疵
  熔鋼温度計

11. 徹甲弾
  海外依存時代
  国産開始
  三年帽の開発
  新熱処理方法の採用
  大口径徹甲弾の製造方法
  徹甲爆弾

12. 砲身
  砲身材の製造方法
  大口径砲
  中口径砲
  小口径砲
  砲身材の材質

13. 魚雷の気室
  魚雷気室粗材の国産化と発展
  魚雷気室粗材の製造法
  気室の強度試験
  気室の増産対策
  破裂した気室の調査
  端蓋の製造法

14. 装甲鈑
  装甲鈑の歴史
  日本における装甲鈑の発展
  甲鈑の製造法
  厚甲鈑の脆性破面(白目)の成因
  防弾鋼板
  装甲鈑の接合方法

15. 船体用高張力鋼板
  D 鋼(デュコール鋼)
  電気溶接性高張力鋼開発の基礎研究
  電気溶接性高張力鋼板の試製
  電気溶接性高張力鋼板の開発後日談
  代用特殊鋼と鉄薬莢

16. 射撃試験
  平衡撃速
  領収試験
  亀ヶ首大砲発射場

17. 海軍製鋼技術に関する参考図書・文献
  海軍製鋼技術資料の探索
  参考図書・文献
  分野別文献表

あとがき
索引

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