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増補版 鋼の物性と窒素 増補版 鋼の物性と窒素

今井勇之進 編著 村田威雄・坂本政祀 著

1994年11月30日 初 版1刷
2005年12月15日 増補版1刷
ISBN 978-4-901496-29-2 C3057
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/ 232頁
定価3,240円(本体価格3,000円+税)

→厚さ:13mm,重さ:350g

窒素はこれまで鋼に対して有害な元素として除去されてきたが,最近の高窒素鋼の研究により窒素は鉄鋼の強度や靭性・耐食性等に高い有効性を示すことが認められ,窒素を積極的に利用した材料開発が進められている.鉄鋼材料の合金元素として窒素が注目される中,待望の書.
鋼の諸性質への窒素の影響・強磁性窒化鉄,鉄窒化物の特性等,鋼における窒素の役割についてその最前線を概観.鋼中の窒素の挙動等に対する研究成果をまとめた第三部を増補.

[目次]

序 文
「増補版」発行にあたって

第一部 鉄鋼の諸性質におよぼす窒素の影響
  1. 緒 言
  2. Fe-N平衡状態図
  3. Fe-Nを有する多元系平衡状態図
   3.1 Fe-B-N
   3.2 Fe-C-N
   3.3 Fe-Al-N
   3.4 Fe-Si-N
   3.5 Fe-Cr-N
   3.6 Fe-Mn-N
   3.7 Fe-Co-N
   3.8 Fe-Ni-N
   3.9 Fe-Cr-C-N
   3.10 Fe-18Cr-Ni-N
   3.11 Fe-Cr-Ni-C-N
  4. 固溶窒素の有効原子価
  5. 窒素の拡散
  6. 溶融鉄および鉄合金の窒素吸収,各種窒素添加法
   6.1 溶融鉄,鉄合金のN吸収
   6.2 各種N添加法
  7. 溶融鉄合金の脱窒素
  8. 固体鉄および鉄合金の窒素吸収
   8.1 固体鉄,鉄合金のN吸収
   8.2 各種N添加法
  9. 固体鉄中における窒化物の溶解度
 10. 含窒素α-Feの焼入れ時効,歪み時効
 11. Fe-N合金のマルテンサイト
 12. Fe-Nマルテンサイトの焼戻し
 13. 含窒素オーステナイト鋼からのクロム窒化物,π相析出
 14. σ相析出におよぼす窒素の影響
 15. 475 ℃脆性におよぼす窒素の影響
 16. 機械的性質におよぼす窒素の影響
   16.1 Fe-N,Fe-C,Fe-M-N(M=V, Cr, Mn, Mo)合金
    16.1.1 強度におよぼすNの影響
   16.1.2 焼戻し脆性におよぼすNの影響
   16.2 B-N鋼
   16.3 Al-N鋼
   16.4 V-N鋼
   16.5 Nb-N鋼
   16.6 含Nフェライト系耐熱鋼,ステンレス鋼
   16.7 含Nオーステナイト系耐熱鋼,ステンレス鋼
 17. 内部摩擦と窒素
 18. ステンレス鋼の腐食におよぼす窒素の影響
   18.1 フェライト系ステンレス鋼
   18.2 2相ステンレス鋼
   18.3 オーステナイト系ステンレス鋼
 19. 溶接金属の窒素吸収,および溶接金属の機械的性質におよぼす窒素の影響
   19.1 炭素鋼,フェライト系ステンレス鋼
   19.2 2相ステンレス鋼
   19.3 オーステナイト系耐熱鋼,ステンレス鋼
 20. 窒素の化学分析の現状
 21. 磁性材料としての窒化物と含窒素非晶質金属
 あとがき
 参考文献

第二部 新型磁性材料:窒化磁石
  1. 巨大磁気モーメント磁性体Fe16N2窒化物
   1.1 巨大磁気モーメント磁性体の発見
   1.2 巨大磁気モーメントの実証再確認
   1.3 Fe-N系の電子構造
   1.4 Fe16N2を析出したbulk鉄の測定
   1.5 新磁性体Fe16N2の展望
  2. Sm2Fe17Nx系磁石材料
   2.1 Sm2Fe17Nxの磁性
   2.2 Sm2Fe17Nxの結晶構造
   2.3 Sm2Fe17NxのN組成
   2.4 ボンド磁石の開発
   2.5 N系磁石材料の展望
  3. High Nitrogen Steels国際会議
   3.1 降伏強度と破壊靭性
   3.2 超高強度鋼
   3.3 強度と靭性
   3.4 応力腐食割れ(SCC)
   3.5 磁気的性質
   3.6 疲労挙動
   3.7 技 術
   3.8 工業化(austenitic, ferritic and martensitic steels)
   3.9 窒素によるHSLA(High Strength Low Alloyed)鋼
  4. はたしてα'' Fe16N2は巨大飽和磁化磁性体か
   4.1 試料作成
   4.2 X線構造解析
   4.3 メスバウアー測定
   4.4 磁気モーメント
 参考文献

第三部 Fe窒化物の特性
 はじめに
  1. Fe-N系窒化物
   1.1 Fe窒化物の構造と体積変化
    1.1.1 Fe-N合金の窒化物の結晶構造
    1.1.2 窒化物の体積変化
    1.1.3 Fe窒化物の磁気的性質
    1.1.4 まとめ
   1.2 Fe窒化物と固溶体
    1.2.1 Fe16N2とα'相
    1.2.2 Fe4Nとγ相
    1.2.3 Fe2Nとε相
   1.3 Fe4N相の恒温組織変化
  2. Fe-N合金の2段析出
   2.1 a相からの2段析出
    2.1.1 2段析出の組織観察
   2.2 Fe二元合金からの2段析出
    2.2.1 Fe-W合金の2段析出の組織観察
   2.3 恒温変態における2段析出
  3. Fe-N合金の繰返し析
   3.1 Fe4Nの繰返し析出
   3.2 Fe二元合金中のFe4Nの繰返し析出
    3.2.1 焼入れ時効と恒温保持における繰返し析出
    3.2.2 繰返し析出の考察
   3.3 Fe16N2の繰返し析出
  4. Fe-N合金における内部摩擦
   4.1 Fe-Nマルテンサイトの内部摩擦
   4.2 窒化したFe-Nb合金の内部摩擦
   4.3 内部摩擦によるFe-C-N合金の焼入れ時効
  5. Fe-N合金の恒温変態
   5.1 543K以上の恒温変態
   5.2 523K以下の恒温変態
  6. 恒温マルテンサイト変態と蒸着マルテンサイト
   6.1 Fe-N合金の恒温マルテンサイト変態
    6.1.1 高濃度Fe-N合金の恒温変態
    6.1.2 まとめ
   6.2 蒸着マルテンサイト
  7. 巨大飽和磁化磁性体Fe16N2の変遷
   7.1 Fe16N2を含むbulk Feの飽和磁化
 おわりに
 参考文献

 索 引

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