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追補版目でみる結晶性高分子入門 追補版
目でみる 結晶性高分子入門

小島盛男 著

2006年11月20日 初 版1刷
2009年 6月30日 追補版1刷
ISBN 978-4-901496-50-6 C3043
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/ 312頁
定価 3,240円(本体価格3,000円+税 8%)

→厚さ:16mm,重さ:470g

結晶性高分子材料の機械的強度は,素材の“モルホロジー(結晶などの形態)”によるところが大きい.本書はこのことを理解するための初心者向けの案内書である.
代表的な結晶性高分子“ポリエチレン”,“ポリプロピレン”,“ポリホスファゼン”を取り上げ,合成から成型,破壊に至る結晶形態の変化を,豊富な電子顕微鏡写真で紹介し,物性との関連性をやさしく解説している.

本文中に掲載している電子顕微鏡写真の試料作成方法を追補した.

[目次]※赤字…追補箇所

プロローグ

1章 序論
  1.1 本書で扱う結晶性高分子
   1.1.1 ポリエチレンの結晶
   1.1.2 ポリプロピレンの結晶
   1.1.3 ポリホスファゼンの結晶
  1.2 顕微鏡と試料の準備
   1.2.1 光学顕微鏡
   1.2.2 走査型電子顕微鏡
   1.2.3 原子力間顕微鏡
   1.2.4 透過型電子顕微鏡
  1.3 検鏡用試料の作成方法
   1.3.1 レプリカ法
   1.3.2 超薄切片法
   1.3.3 溶液キャスト法
   1.3.4 溶融成膜法
  1.4 高分子の流れ特性と加工
   1.4.1 分子量と流れ特性
   1.4.2 分岐構造
【ひとくちメモ】プロピレン,エチレンの重合触媒/高分子試料のX線回折/シャドウイング

2章 高分子結晶の誕生と成長
  2.1 重合直後のポリプロピレン,ポリエチレン粒子
  2.2 希薄溶液から成長する結晶
   2.2.1 ポリエチレンの単結晶
   2.2.2 ポリプロピレンの単結晶
   2.2.3 PE,PPの分子鎖の折り畳み構造
   2.2.4 低分子量ポリプロピレン
   2.2.5 ポリホスファゼンの結晶
    2.2.5.1 側鎖にアルコキシ基,アルキル基を持つポリホスファゼン
    2.2.5.2 側鎖にアリルオキシ基,アリル基を持つポリホスファゼン
  2.3 双晶
   2.3.1 溶液から成長するポリプロピレン,ポリエチレンの双晶
   2.3.2 ポリホスファゼンの60°回転双晶
【ひとくちメモ】自種結晶化法/側鎖のベンゼン誘導体とポリホスファゼンの名称

3章 球晶の成長
  3.1 プロピレン,エチレン単独重合体の球晶
   3.1.1 二次元成長
    3.1.1.1 ラメラ晶の成長と方位
    3.1.1.2 ポリプロピレンのβ型球晶
    3.1.1.3 トランスクリスタル
   3.1.2 三次元成長
    3.1.2.1 溶融結晶化
    3.1.2.2 濃厚溶液結晶化
  3.2 プロピレンを主成分とする多成分高分子の球晶
  3.3 ポリホスファゼンの球晶
    3.3.1 溶液成長球晶
    3.3.2 溶融成長球晶
【ひとくちメモ】共重合体/単結晶マット

4章 熱処理と結晶形態の変化
  4.1 ポリプロピレン,ポリエチレンの熱処理
   4.1.1 単結晶の形態変化
   4.1.2 球晶
  4.2 ポリホスファゼン結晶の熱的挙動と形態の変化
   4.2.1 ポリホスファゼンの液晶性
   4.2.2 ポリ[ビス(トリフロロエトキシ)ホスファゼン]
    4.2.2.1 単独重合体
    4.2.2.2 共重合体
   4.2.3 ポリ[ビス(フェノキシ)ホスファゼン]
【ひとくちメモ】転位/高分子液晶の分類

5章 成型加工と製品のモルホロジー
  5.1 溶融成型
   5.1.1 射出成型
   5.1.2 押出成型
  5.2 固相成型
   5.2.1 圧延加工(ロールトルージョン法)
   5.2.2 引き抜き加工
   5.2.3 押出加工
【ひとくちメモ】二重配向と二軸配向/ポリプロピレンのヒンジ効果
【横道散策】イオンエッチング法

6章 紡糸とポリプロピレン繊維
  6.1 溶融紡糸法
  6.2 ポリプロピレン繊維のS型構造形成と高強度化
  6.3 複合繊維
   6.3.1 PP/PE複合繊維
   6.3.2 不織布
【ひとくちメモ】結晶化速度/ナイロンとケブラー

7章 多成分系高分子
  7.1 ブレンド
   7.1.1 PP/PEブレンド
   7.1.2 PP/EPR/HDPEブレンド
  7.2 エチレン・プロピレン共重合体
   7.2.1 ランダム共重合体
   7.2.2 ブロック共重合体
  7.3 変形と白化
  7.4 新素材
   7.4.1 熱可塑性エラストマー
   7.4.2 ポリプロピレン系アロイ
    7.4.2.1 ブレンドタイプ
    7.4.2.2 重合タイプ
【横道散策】クレーズ
【ひとくちメモ】ミクロ相分離構造と金属二元合金の共晶組織

8章 引張変形と配向
  8.1 一軸延伸
   8.1.1 単結晶と積層ラメラ晶
   8.1.2 球晶
  8.2 二軸(多軸)延伸
【ひとくちメモ】繊維組織/多軸延伸

9章 配向物の機能特性とモルホロジー
  9.1 硬弾性繊維(ハードエラスチックファイバー)
  9.2 高強度,高弾性繊維
   9.2.1 伸びきり分子鎖結晶とシシカバブ構造
   9.2.2 ゲル延伸
   9.2.3 ゾーン延伸・熱処理法

10章 高分子材料の破面
  10.1 ポリホスファゼンフィルム
  10.2 ポリプロピレンと関連高分子
   10.2.1 単独重合体
   10.2.2 ブレンドと共重合体
【ひとくちメモ】身のまわりにある小さなビーズ
【横道散策】造核剤

エピローグ
謝辞
主な高分子の名前と略語
主な測定法の略語

追補 顕微鏡観測のための試料の作り方と諸準備
  1 観測試料の作り方
   1.1 球晶試料
      二次元成長球晶の作り方/三次元球晶成長の作り方
   1.2 薄膜試料
      希薄溶液から無配向薄膜を作る/希薄溶液から配向薄膜を作る/溶液状態から薄膜を作る/特殊な薄膜を作る
   1.3 単結晶の作り方
      ポリプロピレン/テトラメチル-p-シルフェニレン・シロキサン/ジメチルシロキサンブロック共重合体/ポリホスファゼン/単結晶マット
   1.4 溶液から繊維状の配向結晶化物を作る
   1.5 厚い試料の内部の観察

  2 TEM観測のための準備
   2.1 カーボン支持膜をメッシュに貼る
   2.2 コロジオンし支持膜をメッシュに貼る
   2.3 試料の処理法
    2.3.1 酸による染色固定
      四酸化ルテニウムによる染色/四酸化オスミウムによる染色
    2.3.2 腐食
    2.3.3 ゴールドデコレーション
索引

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