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高分子こぼれ話
高分子こぼれ話
―ペットボトルから,繊維まで―

橋本壽正 著

2012年4月15日 初版1刷
ISBN 978-4-901496-63-6 C0058
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/ 200頁
定価 2,160円(本体価格 2,000円+税 8%)

→厚さ:11mm,重さ:310g

 筆者は,東京工業大学で高分子構造・物性の講義を受け持ち,関連の研究に従事を行ってきました.熱の研究とりわけ相転移や熱伝導に関して,装置開発を含めた新しい方法論を展開し,ついには自ら装置の市販を目指し,大学発ベンチャーを設立するに至りました.開発した熱物性測定法を広く工業界で使ってもらいたいとの思いからです.
 本書では,私たちに身近な高分子材料である繊維やフィルムなどにスポットライトをあて,研究人生で得たこぼれ話を通じて,一研究者の考え方を紹介するものです.


[目次]

序文

1. 高分子と熱 ―論より証拠―
 はじめに
 高分子量
 高分子材料と構成元素 ―炭素と水素,ときどき酸素と窒素,たまに塩素とフッ素,ほかは稀―
 高次構造
 結晶化度と配向度
 実際になると…
 熱物性とデータベース
 マイケル・ファラデー著「ロウソクの科学」

2. ペットボトルの科学 ―覆水は盆に返らず―
 プラスチックボトルのデビュー
 容器
 ワイナリー
 ペットとペットボトル
 ボトルの口はなぜ白いか
 炭酸ガスを通す
 リユースとリサイクル
 三者(金属,ガラス,PET)の比較
 アイザック・アシモフ

3. 音楽と高分子 ―嘘から出たまこと―
 音楽は生で?
 録音技術
 塩ビの時代
 PMMAの時代
 CD一族の勃興
 材質と音質
 楽器の代替えはどこまで進んでいるか
 スピーカー
 音楽家との対話
 近松門左衛門
 椿姫

4. 永遠のセルロース ―故きを温ねて新しきを知る―
 人類とセルロース
 セルロースの性質
 セルロースの再生利用
 セルロース系の高分子材料と応用
 グーテンベルク
 老眼鏡
 焚書
 世界の変動へ
 西暦1500年
 『華氏451度』
 印画紙
 紙の時代は終わるのか

5. 熱と伝熱 ―羮に懲りて膾を吹く―
 「熱とは何ですか」
 熱と熱力学と熱エネルギー
 熱力学
 物質は熱が逃げるのを嫌う
 接着剤とは
 衣服と熱
 調理と熱
 住居と熱
 鴨長明『方丈記』

6. 研究−装置化−起業−標準化 ―窮すれば通ず―
 エネルギーと熱
 熱伝導測定法
 温度波法
 標準化へ
 特許について
 ベンチャー立ち上げ
 原理原則から製品へ
 小型テスター型装置の誕生
 ISO成立
 茶の本

7. 炭素原子のオデッセイ ―かわいい子には旅をさせよ―
 有機材料は炭素でできている
 炭素の輪廻
 自然界の炭素材料
 アーティフィシャルな炭素
 炭素繊維の作り方
 複合化
 宇宙の旅

8. 原宿散歩 ―青は藍より出でて藍よりも青し―
 はじめに原宿ありき
 竹下通り
 東郷神社
 赤と黒
 キャットストリート
 表参道
 根津美術館
 太田美術館
 明治神宮
 まとめは「アリス イン ワンダーランド」

9. 電子を支える高分子 ―備えあれば憂いなし―
 高分子に期待される性質
 誘電と導電
 極性と分極
 エレクトレット
 絶縁破壊
 湿気・水
 静電気
 接着剤と両面テープ
 照明と電子基板
 寺田寅彦全集

10. 光と高分子 ―百聞は一見にしかず―
 透明性とは
 アクリル樹脂
 レンズとして
 眼鏡とコンタクトレンズ
 色をつける
 光ファイバー
 偏光と結晶化・配向
 赤外カメラ
 熱の可視化
 中谷宇吉郎著『雪』

11. 食と高分子を考える ―彼れを知り己れを知れば百戦して危うからず―
 食と高分子の密接な関係
 食品包装用ラップ
 機能膜
 逆浸透膜
 水を磨く
 冷蔵・冷凍保存
 農水産業分野での高分子
 食品容器と安全とゴミ問題
 孫子

12.高分子の安全性を考える ―初心忘るるべからず―
 安全性をもっと高めて
 寿命予測
 巨大な地震の影響
 循環型の社会
 神々の黄昏
 風姿花伝
 まとめ

あとがき
付録
索引

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