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X線分析の進歩 13
(X線工業分析17集)


日本分析化学会・X線分析研究懇談会 編

1982年11月20日 初版1刷
ISBN ―
発行 科学技術社
B5判・並製/250頁
定価―――(本体価格4,200円+税)
本書は昭和39年(1964年)に『X線工業分析』として発刊され、第5集から『X線分析の進歩』として毎年刊行されているものである。内容は、解説と報文、その年度におけるX線分析関係の論文・行事の紹介、機器についての資料集など。わが国における業界の年鑑といえるものである。

[目次]

T.状態分析
  1.けい光X線スペクトル法によるカリウムの状態分析
   (住田成和・前川 尚・横川敏雄)

  2.けい光X線ケミカルシフトによるフェライトの状態分析
   (金沢純悦・前川 尚・横川敏雄)

U.X線回折法
  3.炭素材料のX線分析
   (稲垣道夫)

  4.パーソナルマイクロコンピューターによる粉末X線回折データ検索
   (小坂雅夫)

  5.(研究報告)ミニコンピューターによる粉末X線回折データの検索
   (石場 努・藤井秀司)

  6.(研究報告)X線回折データの自動検索
   (小崎 茂)

  7.ケミカルインフォーメーションシステムとX線分析
   (松崎尹雄)

  8.(研究報告)ラウンドロビンテストからみた各種検索方法
   (松崎尹雄・田中 保)

V.X線による生物化学分析
  9.エネルギー分散型けい光X線分析による担肝癌ラットにおける5―ブロモー2′―デオキシウリジンの腫瘍組織および体内分布の測定
   (太田顕成・松林 隆)

W.X線による考古学的研究
  10.須恵器のけい光X線分析(第1報)―西日本産出須恵器の化学特性―
   (三辻利一・圓尾好宏・西岡淑江)

  11.須恵器のけい光X線分析(第2報)―中部地方産出須恵器の化学特性―
   (三辻利一・児島玉貴)

X.X線による膜厚測定
  12.(研究報告)(PbLa)(ZrTi)03薄膜のけい光X線分析法による組成と膜厚の同時分析
   (芝原寛泰・萱原史也・虫本修二・村田充弘)

Y.鉄鋼のX線分析
  13.(研究報告)線材試料のけい光X線分析
   (小岩直美・畑中勝美)
  14.(研究報告)ガラスビード法による鉄鉱石のけい光X線分析
   (藤野充克・松本義朗)

  15.(研究報告)酸化鉄中の塩素のけい光X線分析方法―真空中における酸化鉄への塩素の吸着―
   (田村 隆・辰巳俊一・横田 純)

Z.けい光X線分析
  16.RIけい光X線分析の進歩と現状
   (榎本茂正)

  17.(研究報告)けい光X線分析法による高融点タンタル化合物中の含有不純物の定量
   (金子啓二・熊代幸伸・中野喜久男)

  18.(研究報告)銅製錬におけるけい光X線分析
   (片岡由行・河野久征・丸山恒夫・岡田収一郎)

  19.(研究報告)ガラスビード法による火力発電所ボイラスケールのけい光X線分析
   (吉田 徹・古川次男・鈴木克彦・渋谷勝昭)

  20.(研究報告)エネルギー分散型けい光X線分析法によるゼラチン中の多元素分析
   (奥田 潤・押田壮一・大原荘司)

  21.エネルギー分散型けい光X線分析による潤滑油中の金属の定量
   (大道武儀・山田 修・黒崎和夫・佐藤光義・石島博史)

[.標準粉末X線回折図形

\.1980年X線分析のあゆみ
  1.貴家恕夫幹事を悼む
  2.X線分析関係文献集
  3.X線分析関係国内講演会開催状況
  4.X線分析研究懇談会講演会開催状況
  5.X線分析研究懇談会運営内規
  6.「X線分析の進歩」投稿手引き
  7.(社)日本分析化学会X線分析研究懇談会幹事名簿
  8.“標準粉末X線回折図形集”編集にご協力のお願い

].X線分析関係機器資料

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